実際にはラーメンではなくて、つけ麺を食べた。美味しかった。夜のラーメン屋には大学生がたくさん居て、それは今も昔も変わりのないことなのだと思った。自分が大学生のころなんて、ラーメンはぜいたく品だったので、しょっちゅう食べられなかったけど、今は自由に食べられるもんだ。
大学生はカップルで来ていて、女の子のほうが友達のたとえ話が人を傷つけている、とひどく怒っていた。男の子はそれに対して苦笑いをしていた。
どうだっていいだろ?という一言を言えないものなんだよなぁ、と思った。
基本的に人と話すことが出来れば、それで人生は成り立つのではないか?と思った夜だった。仕事なんてほどほどでいいんだよ。でも手を抜いたらあまり残るものはないんだよなぁ。