思えば遠くに来たもんだ、なんて言ってみたくなる。遠くというのが移動距離なのか、感覚てきな距離なのかはさておいて。
平日の夜でも恵比寿は賑やかだったりする。人が生きていればそうなのだろう、と思わせてくれる。そして色んな人がいるのを思い出させてくれる。
新卒で働きだしたころはいつも同期と遊びに行っていた。体力も気力もあったし、遊びにいきことも新鮮で楽しかった。仕事も覚える必要があったし、当然ながら覚えた。最初の一歩なので、それなりに覚えることはできるレベルだった。
それから時を経て、ときどき遊びに行くようになり、ここに来た。お店のことを書こうと思うのだけれど、そうすればするほどうまく書くことができない。書かなくて良いのだと思う。リラックスや息抜きの大切さは知っているけれど、それが何のためかも考えた方がよい。仕事のため?それではもったいないでしょう?でも、やりがちになってしまう。
今回は完全に自分のためだったから楽しかった。お酒も飲みたいものをのんだ。そうしないと何かこの空間を楽しめないような気がした。時間の流れをゆっくりとさせる空間に身を置くことで、みえることがある。
そういう恵比寿の夜だった。